やきがしやシュシュクル

Guri and Gura

世田谷区下馬の、学校や公園が多い閑静な住宅街。土日ともなると、ひときわ静かなこのエリアに、ひっきりなしに人が出入りしているお店があります。「やきがしやシュシュクル」、2008年にオープンしたばかりの小さな焼き菓子専門店です。

店名の「シュシュクル=SUSUCRE」とは、フランス語で「砂糖」や「甘い」を意味する「SUCRE」の造語なんだとか。半地下のお店の中に入ると、小さな店内に所狭しと並ぶ焼き菓子たちがお出迎え。そのお菓子たちのすぐ右隣では、オープンキッチンでせっせと働く女性の姿が。クッキー生地を絞りだすその手つきは、すばらしく俊敏でいて華麗。
店を訪れた後で知ったのですが、オーナーシェフの女性は、私の中のNo.1ショートケーキでおなじみ、巣鴨の「フレンチパウンドハウス」などで働いていらっしゃった方だそうです。なんだか運命感じちゃいました。
お店には、保存料を使っていない焼きたてのお菓子が常時50~60種類とり揃えてあります。マドレーヌやダックワーズ、カヌレなどのフランスの伝統菓子を始め、果物のタルトやパイ、子供の時に食べたような懐かしい雰囲気のサブレなど、手作りならではのやさしさに満ち溢れたお菓子たち。アレルギー持ちのお子様や、食事に気を付けていらっしゃる方も安心して食べることができるようにと、卵や小麦粉を使っていないクッキーなどもあります。
ショップカードやギフト箱に描かれたかわいらしいイラストは、「ぐりとぐら」で有名な絵本作家の山脇百合子さんが担当。女性ならではのセンスとやさしい気持ちでいっぱいの焼き菓子屋さん、駅から離れたへんぴな場所ではありますが、疲れたあの人へのほっこりやさしいギフトを探しに、また行きたいなと思いました。

やきがしや SUSUCRE (洋菓子(その他) / 三軒茶屋)

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TEXT: Kawori Nakagawa