「近江屋洋菓子店」で、 大人の郷愁に浸ってみよう

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一見、銀行のような大きなガラス張りの玄関の戸を押して店内に入ると、まるで古き良き時代にタイムスリップしたかのような懐かしい空気に包まれます。高い天井と高いテーブルと高いイス。当然、子どもは足が届かないけど、何だか大人の仲間入りをしたみたいで、うれしい気分になってしまうことでしょう。
アップルパイ 「近江屋洋菓子店」は、神田淡路町にある創業1884年の老舗中の老舗。そのクラシックな雰囲気と旬の果物をふんだんに使った洋菓子が人気の名店であります。
ケーキ類はどれも低価格でレトロなルックスの粒揃い。名物のアップルパイは、大きめにカットされたリンゴがジューシーで美味しいです。1日に1度だけ焼かれるパン類は、シンプルなクロワッサンを始めスクランブルエッグサンドやピロシキなど、思わず手を伸ばしてしまう懐かしいメンツが揃いぶみ。午後は品切れになることが多いので、お早めに。
近江屋洋菓子店さて、洋菓子は言わずもがな、このお店の特筆すべきはドリンクバー(525円)。ファミレスのそれとは違い、常時しぼりたての100%フレッシュジュースが3~4種類に、ホットチョコレートやミルク、おまけに何故かボルシチまであります。ボルシチといえばロシアの煮込みスープのこと。ドリンクのジャンルでいいのかと少し戸惑いますが、キャベツやニンジンがゴロゴロ入ったやさしい味のスープはついついおかわりしてしまう美味しさ。ドリンクバーとケーキ1個注文しても、ちょっとした食事になるのがうれしいですね。もちろんコーヒーや紅茶もありますよ。

近江屋洋菓子店ちなみに、お土産用の包装紙に描かれたクラシックな柄は、その昔、美大の学生がデザインしたものだそうで、店名のイニシャルと思われるOとYを組み合わせたマークが野球チームっぽくてとってもキュート。ドリンクバーを注文した際に渡される使い捨てコップも同じ柄ゆえ、ちゃっかりお持ち帰りしちゃった私なのでした。

近江屋洋菓子店 神田店 (ケーキ / 淡路町、新御茶ノ水、小川町)

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TEXT: Kawori Nakagawa