夏が来ると思い出す 「しろたえ」の レアチーズケーキ

名物のレアチーズケーキ。小ぶりですが濃厚でおいしかった!赤坂見附駅より数分、一ツ木通り沿いに店を構える「しろたえ」は、1976年創業の洋菓子店。オーナーの川越氏は、フランス修行を経て本場の味を伝えた先駆者の一人です。
白壁・木造の気品ある店構えには、どことなくヨーロッパの香りが漂っていて、今時のパティスリーのきらびやかさは無いんだけど、アンティークショップのようなオシャレで落ち着いた雰囲気。1階奥と2階が喫茶室、3階が厨房になっており、1階の入口にあるケーキショップにはひっきりなしにお客さんが訪れてきます。

私を含め、訪れるお客さんのお目当ては「レアチーズケーキ(250円)」。平日でも1日500個が完売するという不動の人気。創業以来変わらず人々に愛され続けているお店の看板メニューです。真っ白な四角いケーキの上に緑色のピスタチオの欠片をあしらった実にシンプルなたたずまい。お酒の肴を探して冷蔵庫を開けたお父さんなら、かなりの高確率で刻みネギの乗った冷奴と勘違いするに違いありません。お醤油をかけて口に入れてから気が付く、いや、意外とお醤油とクリームチーズは合うので、「お母さん、今日はちょっと風変わりな冷奴だねぇ」と気が付かずに食べてしまうかもしれません。

すみません、話が反れました。さてさて、その日に一番よい状態のヨーロッパ産クリームチーズを数種類ブレンドし、空気を抱きこむように混ぜ合わせることで、なめらか~な口あたりに仕上がったレアチーズ。濃厚なチーズの風味の中にレモンの酸味が爽やか。北海道バターをたっぷり使って焼きあげた土台のビスケットとの相性もばっちりです。一見、小ぶりな印象ですが、みっちり詰まった濃厚テイストで大満足。価格も控え目だし、飾りすぎないルックスも素敵。大袈裟じゃないから、相手に気を使わせないお土産には持ってこいですね。

冷奴の美味しいこの季節。失礼かもしれませんが、食卓に上がるあの真っ白な四角形を見るたびに、「しろたえ」のレアチーズケーキを思い出す私なのでした。

西洋菓子 しろたえ 赤坂 ケーキ / 赤坂見附駅永田町駅赤坂駅

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TEXT: Kawori Nakagawa