丹波小豆に首ったけ 「松川」の蒸しきんつば  

小豆が好きな人、この指と~まれっ。小豆好きのあなたに、とっておきのお店をご紹介しましょう。田園調布警察署の近くにある、暖簾の揺れる上品なたたずまいの和菓子屋さん、「丹波小豆和菓子処 四代目 松川」です。
もともとは兵庫県姫路の老舗であり、この東京に移転してきたのは2004年のこと。以来、お店の評判は口コミで徐々に広がり、今や開店時間の9:30前に店先に行列が出来てしまうほどの人気ぶりです。

こちらの看板商品は、丹波小豆を使用した蒸しきんつば。京都と兵庫にまたがる丹波と呼ばれる地域は古来より小豆の産地として有名で、「丹波産」と言えば日本一のブランド小豆であります。
その丹波小豆を惜しげもなくふんだんに使用して作られたのがこの黒と白の2種類の蒸しきんつば。
黒は「蒸しきんつば丹波大納言(998円)」。丹波小豆は大粒で表皮が柔らかいのが特徴ですが、中でも京都の馬路産と瑞穂産は角粒種で最高級品。その小豆を最大限に活かすため、加えるのは良質な砂糖と天然塩、小麦粉と吉野本葛という僅かなつなぎのみ。故に、丹波小豆の風味を存分に堪能することができるわけです。大粒の小豆の豊かな味わいと存在感に思わず感嘆のため息。そして、そのぎっしり詰まった小豆の間を埋める吉野葛のプルンとした食感もたまらない!

対する白の「蒸しきんつば丹波白小豆(1050円)」は丹波産と備中産の白小豆を使用。白小豆は、赤小豆の大納言等と比べ遥かに生産量が少なく、手に入り辛い最高級品であることは値段から見ても明白です。この眩いばかりに白く輝く高級白小豆、私も初めて口にしましたが、普通の小豆よりも小粒で表皮もやわらかく、舌触り滑らか。実に上品な豆の風味には驚きました。

どちらも、小豆本来の味を活かすために砂糖を最少限度に抑え、もちろん保存料等も一切使用していないので、賞味期限は未開封で4日間と儚い命。買った日に黒と白2種類ペロリと平らげた私には関係ありませんけど。

お中元には、冷やして食べる缶入りの「流しきんつば」もおすすめ。小豆好き必食!

和菓子処 四代目 松川 和菓子 / 多摩川駅雪が谷大塚駅沼部駅

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TEXT: Kawori Nakagawa