ノスタルジックに味わう、 こけし屋のケーキ

西荻窪駅南口の目の前に店を構える洋菓子とフランス家庭料理の老舗、「こけし屋」。1949年にコーヒー専門店として開業し、1951年に洋菓子を開始。1953年にはフランス家庭料理店を併設し、以来、西荻の人々に長い間愛されてきた地元の名店であります。かつては、松本清張をはじめ中央線沿線の文化人が集まるサロンとしても有名。鈴木慎太郎氏が描いたノスタルジックなイラストが目印です。
本館と別館の2つの建物があり、本館1階はケーキや洋菓子の販売、2階は喫茶室、3階は仏蘭西料理レストラン。別館1階はテラスレストランと洋菓子の販売、2階はパンケットルームとなっています。普段使いからちょっとした集まり、同窓会やパーティーなど、様々なシーンで毎日使えるこけし屋は西荻の人々にとって無くてはならない存在なんだとか。
その日も会食帰りらしき複数のグループが玄関前で別れを惜しみ雑談していらっしゃる中を、完全にアウェイな私は、圧倒されながらも人混みをかきわけなんとか入店。ケーキをテイクアウトすべくショーケースの中を覗きます。
20種類以上のケーキの中から2つをチョイス。「サバラン(220円)」はブリオッシュにラム酒を染み込ませ、生クリームとカスタードを絞った基本型。表面にアンズジャム塗ってあるのが好き。創業当時より変わらぬ製法で、年配の方々にファンが多いのも納得の大人味です。「ボンボン・オ・シトロン(315円)」はレモンクリームとメレンゲを合わせたムースとチョコスポンジの組み合わせ。レモンムースの酸味とスポンジの甘さがナイスコンビ。中に入ってる木苺も良いアクセントになっています。
その他、パイとクリームを重ねたシンプルな「ミルフィーユ(220円)」や、ラムレーズン入りの「レアチーズケーキ(220円)」など、派手さはないけど懐かしくて温かみのあるケーキ達はどれもリーズナブル。西荻の人は毎日のおやつに食べてるのかしら。

追記ですが、こけし屋と言えば朝市で有名。毎月第2日曜の朝8時から、別館前の駐車場、青空の下で飲み食いできます。もち飲酒可♪

こけし屋 フレンチ / 西荻窪駅


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TEXT: Kawori Nakagawa