下町の喫茶室「アンヂェラス」

以前より行ってみたかったアンヂェラスに。手前が梅ダッチコーヒー。その後、中華。来週、健康診断(笑)。

浅草散策の途中、ちょっと一服の喫茶処と言えば「アンヂェラス」。創業1946年という歴史を持ち、川端康成、手塚治虫、池波正太郎など多くの文化人から愛されたお店として有名です。
雷門から数分のオレンジ通りにたたずむ、一際目を引く欧風の建物が目印。看板の「アンヂェラス」の文字が、吉祥寺「ロヂャース」の書体に似ているのが若干気になりますが、それはさて置き、店内に入るとまず右側にケーキのショーウィンドウ。奥には喫茶スペースが、更に左側に2階喫茶室への階段があります。ステンドグラスを施した深い茶色の内装は教会をイメージさせるおごそかな雰囲気。木造の手すりの階段を上って2階席へ向かいます。この上に3階席もあるので、見た目によらずけっこうなキャパ。
喫茶メニューは、コーヒー等の飲み物の他にパフェ類もありますが、先程1階で出迎えてくれたケーキ達の中から選ぶことに。でっかい「苺ショートケーキ(580円)」やお酒の染み込んだ「サバリン(370円)」、山パンの「まるごとバナナ」に酷似した「バナナボート(400円)」など魅力的なケーキがいっぱいで迷いましたが、ここはやはり看板メニューをオーダーしないと!
お店の名前を冠した「アンヂェラス(320円)」は、チョコレートでコーティングされた小さなロールケーキ。チョコとホワイトの2種類がありますが、1つに選べない優柔不断な私は2つ大人買い。チョコはブルボンの「シルベーヌ」、ホワイトは同「バームロール」を彷彿させる味わいで超私好みです。
もう1つの名物「梅ダッチコーヒー(720円)」は、水出しのアイスコーヒーに自家製の梅酒を添えたもの。随分思い切ったメニューですが、これが意外と合うんです。まずはそのままで、ダッチコーヒーの透明感のある深い苦味を味わってから、お好みで梅酒を加えていただきます。すると、程良い甘味と微かな酸味が加わって、爽やかな飲み口に変化。梅酒に漬かった梅の実も添えられていて、なんとも夏バテに効きそうなアイスコーヒーです。

浅草に来たなら、一度は訪れたい名店ですね。

アンヂェラス ケーキ / 浅草駅(東武・都営・メトロ)浅草駅(つくばEXP)田原町駅

マーカーをクリックすると周辺スポットの地図に変わります。

キーワード , ,

TEXT: Kawori Nakagawa