帰ってきた豆大福バカ姉妹、 「松島屋」へ行く

先日、妹がウチに遊びに来ました。これまでに何度か登場した彼女についてご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、私達姉妹の間では、彼女が上京する度に都内の有名豆大福を食するのが恒例イベントとなっております。

これまで、原宿の「瑞穂」、護国寺の「群林堂」等、数々の名店を巡ってきましたが、今回のターゲットは高輪の「松島屋」。豆大福バカ姉妹は白金高輪駅より徒歩10分、昭和天皇も愛したという逸品を目指して坂道を颯爽と歩きます。豆大福のためならエンヤコーラ♪

松島屋は1918年から続く餅菓子屋さん。店の隣には高松宮邸があり、高松宮殿下はもちろん、兄である昭和天皇もこの店の大ファンだったとか。そんなロイヤルな話を聞いてやや気構えしてしまう私達でしたが、背筋を伸ばして訪れたお店は、子供のころ近所の商店街で見掛けたことがあるような昔ながらの店構え。ほっ。いたって庶民的で安心しました。暖簾のかかった小さな店頭には、いかにも今朝作ったばかりといった雰囲気の美味しそうな餅菓子がならんでいます。

1日600個ほど仕込んでも昼過ぎには売り切れるという看板商品の「豆大福(150円)」は多目にまとったおしろいが印象的。一見、厚化粧ですが、お粉を軽くはたけばキメ細やかな餅肌が現れます。宮城産「ミヤコガネ」で作る餅は弾力があり、もち米の風味が感じられます。餅生地に散りばめられた赤エンドウ豆は塩気が効いていて、豆の程良い食感が心地良い。中のつぶし餡には石狩産の小豆を使用。こちらも塩気が効いていて甘さ控え目。その分、小豆の風味が引き立ち、あんこの美味しさを存分に味わうことができます。

実は以前、昼過ぎに松島屋を訪れた際には売り切れで涙を飲んだことのある人気の豆大福。午前中にお店に向かった今回はやっとこさご対面することができました。「…はぁ、やっぱり美味しい…。」名店の味に、感嘆のため息。いつもにまして、姉妹で口の周りを白くしていたのは言うまでもありません。

松島屋 和菓子 / 泉岳寺駅白金高輪駅田町駅

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TEXT: Kawori Nakagawa