あした天気にな~れ! 気象神社で神頼み

「男心と秋の空」。このことわざを聞いて、えっ?「女心と秋の空」じゃないの?と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
元々は「男心~」の方が正解。江戸時代に出来たことわざで、男性の女性に対する愛情が変わりやすいことを指しています。「女心~」と言われるようになったのは大正時代。愛情に限らず、喜怒哀楽の感情の起伏が激しいことやコロコロ気が変わりやすいことを示しており、男心とは少しニュアンスが異なりますが、どちらを使っても間違いではないのです。

それにしても、晴天かと思いきや急に雨が降ったり、天気予報の当てにならない空模様が続いております。秋の運動会やお祭などイベントの多い季節、なんとか晴れて欲しいものですが、そこはお日様のご機嫌次第。こうなったらもう神頼みしかありません。

高円寺の氷川神社の一角に「気象神社」というのがあるのをご存じですか?
この神社の祭神は八意思兼命(知恵の神)。陸軍気象勤務の統括・教育機関として創設された陸軍気象部の構内に1944年に造営。戦後の神道指令で除去されるはずが、連合軍宗教調査局の調査漏れで残ったという歴史を持ちます。

日本で唯一のお天気の神様。そのご利益を授かろうと鳥居をくぐった人々の願いは、かわいい下駄の形の絵馬に記されています。「結婚式が好天に恵まれますように…」「今度の沖縄旅行が晴れますように…」などなど、お願い事もかわいい。心和む神社です。

もちろんお守りも購入可能(500円)。クレジットカード大のスマートなお守りには、晴れの太陽マークだけでなく、雨の傘や曇りのマークも描かれています。なるほど、水不足の時は恵みの雨が欲しいし、マラソンは雨で中止になって欲しい、そしてクリスマスには雪が降って欲しい…。いつでも皆が晴れを望んでいるワケではないですよね。

例えば今度の運動会、例えば今度の初デート、ここ一番の大勝負を控えたあの人に、気象神社のお守りをプレゼント。願い通りの天候に恵まれるかどうかはわかりませんが、きっとあなたの想いは届くはずです。

気象神社


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TEXT: Kawori Nakagawa