ホテルバナナブレッド2トップ 「ヒルトン東京」と 「キャピトル東急」

パンの焼けるいいニオイに誘われてホテルのペストリーブティックをのぞくと、クロワッサンやマフィンなどと並んでバナナブレッドが置いてあることは珍しくありません。数ある東京のホテルの中で、バナナブレッドと言って必ず名前が挙がるのが「ヒルトン東京」と「キャピトル東急」の2つ。

赤坂東急飯店とは言ったものの「キャピトル東急」は現在立て替え中。でも、このホテルで人気だったコーヒーハウス「オリガミ」は、赤坂見附駅すぐ側の「赤坂東急プラザ」の地下1階で今も営業を続けています。そして、オリガミのペストリーコーナーで1番のロングセラーが「バナナブレッド(735円)」。見た目はパウンドケーキのようだけど、ケーキほど甘くなく、フカッとしたやわらかさは確かにパン寄りの食感です。薄力粉ではなく強力粉を、バターではなく植物性油脂を使うことにより、冷めてもケーキのように固くならず、フカッと感は健在。冷やした方が少し生地がしっとりして、私は好きです。
ブレッド1本にバナナ2本を使用。前回の「用賀倶楽部」に比べると少な目ですが、だからこそフカッと軽い食感なのかもしれません。完熟バナナとバナナエッセンスを使うことで、バナナの香り高いのが特徴です。

Hilton Tokyoもう1つ、新宿の「ヒルトン東京」では、2階の「チェッカーズ・パティセリーカウンター」にて販売。こちらの「バナナブレッド(840 円)」はプレーンと黒糖の2種類。1本にバナナ3本を使用、オリガミのものよりややしっとりしていてケーキ寄りです。こちらもバナナエッセンスが加わって風味豊かです。

調べたところ、1963年に日本初の外資系ホテル「東京ヒルトンホテル」が開業したのは、東急グループと米・ヒルトンとの合弁によるもの。その後、ヒルトンと東急との提携の契約期間満了に伴い1984年から「キャピトル東急」に変更、代替ホテルとして新宿の「ヒルトン東京」が誕生したという歴史があるようです。もしかしたらルーツは同じなのかも。

味もコストパフォーマンスも大満足のバナナブレッド。両者食べ比べてみてはいかが?

ヒルトン東京 チェッカーズペストリーカウンター (パン / 西新宿、都庁前、西新宿五丁目)

コーヒーハウス オリガミ (欧風料理 / 赤坂見附、永田町、赤坂)

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TEXT: Kawori Nakagawa