アーモンドの宝石、 「マゼ」のプラズリン  

Véritables Praslines, Mazet棚からぼたもち。食べたかったお菓子を、偶然、知人からいただく…私にとって、これほどラッキーなことはありません。しかもそれが、自分では買うのを躊躇してしまうような高級なお菓子だった場合、棚ぼた度は倍増。うれしいけど、この後は財布落とすとか悪いことが起きるんじゃないかしら…と不安になったりします。

ちょっと大げさでした。半年ほど前、出かけ先で知人がお茶と一緒に出してくれたのが「マゼ」の「プラズリン」。フランス・ロワール地方のモンタルジーで1903年から続く菓子店の銘菓で、モンタルジー街中のショップを写した金色の丸い缶がトレードマークです。知ってたけど食べたことはなかった私は、金色に輝く缶を出された途端、「わぁ~、マゼの缶だ♪」と目を輝かせたのでした。

プラズリンの原材料は砂糖、アーモンド、バニラビーンズと、いたってシンプル。17世紀から伝わるレシピで、厳選したアーモンドをローストし、銅釡の中で丁寧にカラメルがけしたものです。1粒づつの表面を厚く被った凸凹のアメは、カリカリと歯ざわりがよく、アーモンドとともに香ばしさが口いっぱいにひろがります。
Véritables Praslines, MazetS缶(20グラム入り・788円)、M缶(125グラム入り・2520円)、L缶(250グラム入り・3990円)の3サイズ。S缶は6粒入っているので、1粒が約110円。このアーモンド大の1粒が、森永チョコボール1箱よりもはるかに高価だと考えると、庶民の私には大変贅沢な食べ物であるということがよくおわかりいただけるかと思います。

カリカリと香ばしい美味しさについつい手がのびてしまうマゼのプラズリン。1粒の価値を十分に噛みしめながら、ありがたくいただきましょう。
Mazet confiseur chocolatier

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TEXT: Kawori Nakagawa