鰻の魅力について考える。 その2 野田岩

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野田岩 ウナギ結婚記念日には毎年、鰻を食べに行くことにしています。と聞いて、すぐにHな想像をしたそこの男子!中学生か、キミの頭ん中は!別にそうゆう意味ではありません。記念日くらいは、ちょっと贅沢な食事をしたいじゃないですか。オシャレなフランス料理もいいですが、私にとっては、鰻屋さんのお座敷で鰻をいただくことが、とても大人っぽく、とても贅沢なことに感じるのです。

20100202_173524その年に訪れたのは、江戸時代末期創業という老舗中の老舗であり、都内でも五本の指に入る江戸前うなぎの名店として名高い「野田岩」。
赤羽橋の駅を出て、東京タワーを右側に桜田通りを進んで行くことしばらく。一見すると小さな蔵のような渋い造りの建物の正面にドーンと掲げられた「野田岩」の看板が、ライトアップされることで余計まぶしく目に映ります。
パリにも支店を持つという世界の野田岩。お店に入ると、上品な着物の女性が笑顔で出迎えてくれます。店内のレトロな雰囲気といい、外国人のお客さんにウケが良さそう。歴史を感じさせる木の階段を登って、予約した2階のお座敷へ案内してもらいます。
20100202_1740302階の部屋は個室なので、小さい子供や赤ちゃん連れのお客さんが何組かいらっしゃったようです。オーダーして30分くらいで、鰻重 (梅・3150円)の登場。フタを開けると、芳しい香りと共に、均一に焼き色のついた美しい鰻が現れます。いざ、箸を取り口に運んでみると…。タレはさらりとしたバランスの良い味。鰻の身肉はふんわりやわらか、口の中で溶けて行きます。お・い・し~!!
天然鰻を使用するのは4~12月と言われていますから、私が食べたのは時期的に養殖だったと思われますが、そうだとしても、今まで食べた鰻の中でダントツに上品でふっくらとした肉質ととろけるような皮の美味しさと言ったら…ブラボー野田岩!さすが、世界の野田岩、日本の誇りです。

今度はぜひ天然鰻も食べてみたい、とは思うのですが…。結婚記念日は変えられないからなぁ。

五代目 野田岩 (うなぎ / 赤羽橋、神谷町、麻布十番)

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TEXT: Kawori Nakagawa