変わらないもの。 中目黒「ヨハン」の チーズケーキ

Cheesecakes from Johann in Nakameguro

ついこの前まで、目黒川沿いの桜を見ようと多くの人で賑わっていた中目黒。東京人ぶって言うと、ナカメ。私にとって、上京してくる前から憧れの街であり住みたい街No.1(予算的に無理でしたけど)だった中目黒ですが、ここ数年、なんだか元気がないように感じます。
かつて目黒川沿いに軒を連ねていたカフェや雑貨屋さんなどのおしゃれなお店の大半は、閉店や移転を理由に姿を消してしまっていて、お花見の時期以外は、川沿いを歩く人もまばら。「これは、私の憧れていた中目黒ではない…。」中目黒信者だった私としては、さみしい限りな状況なのです。そんな中にも、私が上京して初めて訪れた時から今も変わらず人々に愛されている小さな名店があります。

ショウケースホームメイドチーズケーキのお店「ヨハン」は、定年退職されたオジサマ達がタッグを組んで1978年に創業。オジサマ達は同じ会社の元同僚と言いますから、そのチームワークは折り紙付きです。
オジサマ達のハンドメイドによる無着色、無香料、保存料無添加のこだわりチーズケーキは4種類。チーズ本来の味わいを生かした甘さ控え目の「ナチュラル(340円)」、まろやかな甘味とコクが持ち味の「メロー(340円)」、サワークリームの酸味が爽やかな「サワーソフト(380円)」、上部にブルーベリーのゼリーを乗せたあっさりとした口当たりの「ブルーベリー(340円)」。小ぶりなサイズですから全部買って食べ比べしてみてもいいですね。
外観どれも甘さ控え目で、チーズ本来の風味を活かした、なつかしくてやさしい味わいのチーズケーキ。お店にイートインスペースはないので、購入後は直ちに目黒川沿いのベンチに腰かけていただくのが私流。すっかり緑色になった桜の木を見上げながらチーズケーキをほおばれば、また郷愁感もひとしおです。

時が流れて、中目黒の街並みが変わっても、ヨハンの看板はいつまでも残っていて欲しいなぁ、と願う私なのでした。
ガンバレ中目黒!

ヨハン (ケーキ / 中目黒、代官山)

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TEXT: Kawori Nakagawa