瑞穂の豆大福

瑞穂 豆大福01

私の妹は豆大福が大好き。ケーキも好きだけど、胃にもたれるとか言う理由であまり触手が伸びないらしいです。まだ20代のくせにおばあちゃんみたいなことを言っている彼女が、たまに上京してきては、あれが食べたいこれが食べたいとリクエスト、それに付き合うのが姉である私の楽しみでもあります。今回は、前々から気になっていたという豆大福を求めて原宿へ。あ、おばあちゃんの原宿(=巣鴨)じゃなくて、若者の原宿の方ですよ。

多くの若者でにぎわうラフォーレ原宿と交差点の付近から少し離れた裏路地にひっそりとたたずむ和菓子屋さん、「瑞穂」。1981年創業のこのお店のご主人は、「虎ノ門 岡埜栄泉」で豆大福の美味しさに開眼し、修行されたんだとか。家族で作り続けている名物の豆大福は、著名人にもファンが多く、今や本家の岡埜栄泉を凌駕する人気と地位を確立していると言っても過言ではありません。
夕方には売り切れることもあるというので午前中に訪問すると、店頭売りだけの小さなお店の周りにはふんわりと餅米の炊けたいい匂いが。この辺りには八百屋さんや酒屋など、原宿の古い商店街の名残がある店が立ち並び、ファッショナブルなイメージとは違った風情のある原宿の姿を見ることができます。
瑞穂 外観「豆大福(210円)」はずっしりと大ぶりのサイズ。こちらの大福は何と言っても餅生地が美味しい!宮城産のみやこがねで作った餅はもち米の風味に適度な塩味が利いていて、さっくりとした歯切れが心地よい。中にたっぷりと入ったこしあんは、小豆の香り漂う上品な甘さ。控え目に見え隠れする赤えんどう豆の塩気がアクセントとなり、大ぶりサイズでもペロッと食べれちゃいます。妹も大満足の様子。私はケーキの方が好きだけど、やっぱり大福も美味しいですね。

原宿で、クレープじゃなく豆大福を歩き食べするキャピキャピ感ゼロの姉妹。二人仲良く口のまわりについた大福の粉は、ご愛嬌ということで。

瑞穂 (和菓子 / 明治神宮前、表参道、原宿)

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TEXT: Kawori Nakagawa