熟女的魅力! 果匠正庵のあんず大福

20080929 Daifuku広尾と恵比寿の真ん中という、寝起きにコンビニ行くのにもジャージ姿では歩けないオシャレかつハイソな雰囲気漂うこのエリアにお店を構える「果匠正庵」は、1997年創業の新進気鋭の和菓子屋さん。しきたりの古い和菓子業界では珍しい、流行を取り入れた新感覚の和菓子は、土地柄、外国人にも人気があるそうです。

このお店の看板商品なのが「あんず大福(168円)」。餅生地からうっすら透けて見える、あんずのオレンジ色がかわいい小ぶりな大福。中には、蜜で柔らかく煮含めた干しあんずと、北海道・北見産の小豆を使った自家製つぶし餡、両者の酸味と甘みとが混じり合わないように、間に薄い餅皮がはさんであります。決して大きいとは言えない大福の中にほどこされたこの工夫によって、ガブッとかじりついて初めて2つの味が出合い、「Shall we ダンス?」と優雅に口の中でワルツを踊り出します。爽やかなあんずの酸味と甘さ控え目な餡のコンビが絶妙~。
いちご大福ほどのセンセーショナルなフレッシュ感はありませんが、なんとも上品で奥行きのある味。果汁たっぷりのいちご大福が20代前半のピチピチギャルならば、あんず大福はしっとりと落ち着いた40手前の熟女。もちろん若い前者も魅力的ですが、上品な大人の味わいに、私、すっかり心奪われてしまいました。
とは言え、女性の好みは人それぞれ。やっぱりピチピチの方が好きと言う方もいらっしゃるとは思いますが、是非機会がありましたら、いちご大福とあんず大福、両方買い求めてきて、味わいの異なる両者の魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ちなみに、果匠正庵では他に「黒ごま大福」や「麩まんじゅう」、豆乳を使ったゼリー「豆花」なども人気。いろいろ買って、シックでモダンな黒い竹カゴ(カゴ代210円)に入れてもらえば、きっと素敵な手土産になりますよ。

果匠 正庵 (和菓子 / 恵比寿、広尾)

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TEXT: Kawori Nakagawa